■伝えたいこと

多汗症を受け入れられた理由。多汗症を通して伝えられること。

こんにちは^^
山之内紳悟です。

 

この記事この記事を読んで、シェアしたところ、非常に反響があり、「あ、これは僕も誰かの勇気になれるかもしれない」と思い立ち、今回、『多汗症』に関してお届けしようと思います。

最近少しずつ認知度が上がってきて、電車内の広告でも『多汗症』という文字が見られるようになりました。

が、実際は、「僕、多汗症なんですよね〜」って言うと、「?」の反応が返ってきて、漢字の説明からするくらいまだまだ広まってはいません。

し、漢字の説明をすると、「汗っかき」っていう簡単な一言で終わらせられることもしばしば。

 

なので、どれほどのレベル感かをまずは。

もちろん個人差はあると思いますし、多汗症にも色んな種類があるんですけど、僕の場合は、「手のひら・足の裏・脇・お尻に何をしてなくても大量の汗をかく」ことで、様々な問題が起きたり、気になって気になって仕方なくなったりしてました。

何が厄介って「何をしてなくても汗をかくこと」ですよね。

1回意識しちゃうと、どんどん出てくるし。手のひらなんて水が溜まるくらい。

例えば、今この記事を書いていても、意識しちゃったんでしょうね、最初は出てなかったのに今どんどん手汗出てます。笑

 

今までも、大事な書類に何か書く時は本当に嫌だったし、大学受験のセンター試験では、ハンカチを机の上に出せないために大量のティッシュを出して、紙がしわしわにならないようにしてました。

普段の学校のテストにおいても、人知れず分厚いタオルを脇に挟んで受けてましたし、野球とテニスを部活でやったんですけど、まぁ滑って大変でした。

これは関係があるか確かではないんですけど、今ではスマホの指紋認証もされません。笑

そして、持ちネタみたいになってるし、これを言うと多汗症の大変さをみんな痛感してくれるんですけど、ジャケットまで脇汗が貫通したことがあります。

しかも、インナーを着て、シャツを着て、その上で冬物のジャケットを羽織ってたにも関わらず、汗ジミができてて、これには自分自身気づいた時正直焦りました。

これ程のレベル感なのかと。。。

ちなみに、多汗症って自律神経系の病気なので、汗とは関係ない部分でも突然落ち着かなくなったりと色々ありました。

汗が目立たないように、着る洋服も限られましたしね。

 

とまぁ小さいものも合わせれば、いくらでも出てくるんですけど、これらを通じて、もちろん諸々の臭いも気になるし、見た目も気になるし、とにかく人目が気になるようになって、バレないように、バレないように、人との距離が開いていったなと思います。

握手も嫌だったし、汗のことに触れられたり、バレたりしたら本当に終わりだと思ってたので、ビクビクしてることもありました。

そりゃもう、思春期の頃なんて相当悩みましたね。

この手のことがちょっとでもバレたら、一気に広まっていくじゃないですか。

本当に必死に隠してた記憶があります。

 

 

で、大学時代、脇の汗腺を減らす手術をしました。

これだけ気になっていると、日常生活に支障が出るレベルだったので、少しでも楽になれるなら何でもやってみようと思っていたので、知った瞬間即トライしました。

ちなみに、それまでも漢方を試してみたり、塗り薬を試してみたり、今思うと本当にありとあらゆるものを試したなと思います。

それにしても、手術してから一気に世界が変わったのを今でも鮮明に覚えてます。

「気になる」のレベルが格段に下がったことで、人間関係がものすごく楽になりました。

 

とは言え、やっぱり気になるじゃないですか。

だから、基本的にはその後も隠してたんですけど、信頼してる人何人かに思い切って打ち明けてみたんですよね。

 

そしたら、全員が特に何も気にする様子もなく、すんなり受け入れてくれたんですよね。

「僕自身」のことをちゃんと見ててくれたんですよね。

 

これが本当に一気に楽になった瞬間でした。

おかげで、ようやく「それで良いんだ」「これが自分なんだ」と自然と受け入れられるようになっていきました。

それからは、「多汗症なんだよね」って僕自身特別気にすることなく、誰に対しても言えるようになり、ジャケット貫通の話も笑いながら話せるようになりました。

 

 

僕が「僕自身」を見てなかった。

僕が自分を「特別視」してた。

見てくれてる人は「僕」を見てくれてた。

何も「特別視」してなかった。

 

これを実感できた時、本当に救われました。

 

 

今、僕は、仕事を通して、人生を通して、「そのままで良いやん」って伝えてます。

これは僕自身の経験からきてる言葉。

確かに、手術をしました。

それはある種「そのまま」を否定した形なのかもしれません。

でも、それによって楽になった部分はもちろんありましたが、結局は本当の意味で「そのままで良いやん」を実感できた時、心身ともに自由になりました。

だから、やっぱり「そのままで良いやん」って伝えていきます。

 

その上で、とにかく今が嫌で嫌でどうしようもないなら、僕みたいに強制的に楽になれる方法を選んだって良い。

多汗症に限らず、何でもそう。

逃げたって良い。

自分を受け入れられない時は無理して受け入れなくて良い。

それが今のあなたにとって「そのままのあなた」ってことだから。

いつか必ず本当に「そのままのあなた」を抱き締められる日が来るから。

それまで僕も伝え続けるから。

 

あなたの人生はあなたのものだから、「自分の道」を選べば良い。

 

 

あ、ちなみに、手術を推奨してるわけではないので、気になる人はちゃんと自分で調べてみてくださいね。

それに、今でも僕は多汗症です。

治ったわけでもないし、脇からも汗出ます。

でも、今、楽しく生きてます!

少しでも悩んでる人の力になれたら幸いです^^

 

 

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