■My Story〜コラム〜

【Story #1】結婚前三大事件簿①「独占欲強すぎっしょ」

こんにちは^^
山之内紳悟です。

 

昨日からスタートしたコラム

僕たち夫婦が「もう我慢しなくても良いコミュニケーション」を築けるようになるまで。

ですが、いよいよ今日から本編。

(昨日のプロローグ#0を読んでない方はコチラからどうぞ)

 

まずは、大きく分けて、「付き合っている時〜結婚する前」のお話からしていこうと思います。

早速ですが、僕たちの中でネタになっている「結婚前三大事件簿」というのがあります。

僕としては目を当てるのが恥ずかしくなるような事件ですが、今日は1つ目の事件から参りましょう。笑

 

 

結婚前三大事件簿①「独占欲強すぎっしょ」

 

付き合ってすぐに浮上したのは、知る人ぞ知る僕の独占欲強め問題。

俗に言う「束縛が激しい」ってことですね。

(あの頃まで本当に凄かった〜笑)

ただ、僕の場合、異性に限らず、同性に対しても嫉妬していたので、それはどういうことなんだろうと疑問に感じていました。

 

好きだからこそ一緒にいたい

好きだからこそ自由にさせてあげたい

 

そんな葛藤を常に繰り返しながら、最終的に自分も相手も傷つけるという悪循環。

特に、「僕は独占欲がかなり強い」と自覚していて、相手のためにもこれは何とかしたいなとずっと思っていた中で、結局現実としてはなかなかそうできていないことで、葛藤はより大きくなっていきました。

(若い頃は、この影響もあり、お別れになった人たちもちらほら。笑)

 

 

そこで、思い切ってかねてから感じていた疑問と向き合ってみることにしました。

単に一言で「独占欲が強い」で片付けてしまっていたら、気づけないことがあるんじゃないかと思って。

 

どうして異性に限らず、同性に対しても嫉妬するのか。

 

・・・答えはシンプルでした。

 

大好きだから、純粋に一緒にいたいというだけでした。

だから、性別は関係なくて、「せっかく一緒にいられる時間に自分といない」ということが嫌だったんです。

「自分が」一緒にいたいという気持ちがもちろん第一でしたけど、それに加えて僕といることで「相手を楽しませてる自信」もあったので、尚更そういう気持ちが強かったんですよね。

 

 

とまぁ、自分の中で1つの答えが出たわけですけど、これだけでスムーズに解決したら苦労しないわけです。笑

何せ僕がそう感じているだけで、相手がそれで楽しいと思っているかどうかは全く別の話ですから。

そもそも仮に楽しいと感じていたとしても、だったら大丈夫って話でもないですしね。

だから、やっぱりここまで整理できても、最初はやっぱりぶつかるし、感情的にもなるし、「嫌なもんは嫌だ」っていう今までと同じ気持ちが出てくることも多々ありました。

 

ただ、そんな中、僕の中では、

今回はいい加減変わるんだ!この人は失いたくない!本当の意味で、ずっと一緒にいたい!

という想いが芽生えていて、葛藤しながらも「好きだからこそ相手のためにどうするのが良いか」を問い続けるようになりました。

 

 

 

 

ちなみに、奥さんは元々友達付き合いも多い方で、「そうは言っても、友達との時間も欲しい」というのが本音であり、そこがこれまでも常にぶつかってきたところ。

でも、闇雲に「嫌だ!一緒にいたい!」と頭ごなしに言ったのであれば、今までと同じ。

「好きだからこそ相手のためにどうするのが良いか」を問い続けてきたおかげで、「ただただ大好きで、一緒にいられる時間は純粋に一緒にいたい」という自分の本当の気持ちを伝えた上で、話し合うようになりました。

 

ただ、ここで何が難しいって「自分の気持ちも大事にしながら」というところ。

ただ単に我慢して、相手を優先するのは案外簡単なのかもしれない。

でも、それだと結局続かないし、少しずつ歯車が狂っていって、破綻してしまいます。

ずっとメンタルコーチという仕事を通して、「自分だけではなく、周りも含めて、どうすれば幸せか」ということをクライアントさんと一緒に追求してきたこともあり、だからこそ、自分も相手も心地良い形を目指して、丁寧に話し合いを続けました。

 

すると・・・

 

徐々にではありましたが、それまでとの変化を感じて、そして僕の純粋な想いに触れて、僕と一緒に彼女も変化していきました。

僕は、それまで「全部が嫌」という感じで、全てを頑なに拒んでいましたが、彼女がどうしても行きたいというものや本当に大切な人に会いたいという場合は、快く受け入れられるようになりました。

そして、彼女も「一緒に行けそうなものは一緒に行こう」と誘ってくれたり、「早めに帰ってくるね」と伝えてくれたりするようになりました。

 

彼女本人にも確認しましたが、この出来事を通して、もちろんこの時点ではまだまだ今以上に未熟ではあったものの、

話し合いを始める前まではお互いが無理してる感じで自分のことしか考えてなかったけど、「自分の気持ちも大切にしながら、好きだからこそ相手のことを想う」という形に自然となっていけた

のが、まず第一歩としては本当に良かったです。

 

 

(付き合い始めて2ヶ月の写真。髪型からしてとにかく若いw)

 

 

ということで、様々な葛藤を感じながらも、それでもより良い関係性を諦めたくなくて、「話し合い」を続けた結果、無事に事件①を解決することができました。

それこそ僕個人にとっては、ずっと繰り返してきた悩みでもあったので、その呪縛から解き放たれたかのように、色々と楽になりました。

奥さんも逃げずに向き合ってくれたおかげですね。

 

では、次回はまた明日。

結婚前三大事件簿②をお届けします。

ちなみに、これまでで唯一彼女が「別れよっかな」と思った出来事でもあるので、お楽しみに。笑

 

 

(追記:続き)【Story #2】結婚前三大事件簿②「もう別れたい・・・」

 

 

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