こんにちは^^
山之内紳悟です。
現在お届けしているコラム
【僕たち夫婦が「もう我慢しなくても良いコミュニケーション」を築けるようになるまで。】
昨日から本編がスタートしたわけですが、読んでみてどうでしたか?
いきなり赤裸々感満載な感じで、ビックリした人もいるかもしれませんね。笑
是非読んでみてどうだったか、自分の内側でどんな反応が起きたか、など色々と教えてもらえると嬉しいです^^
ここまで公開されたのはコチラ↓
【Story #0】僕たち夫婦が「もう我慢しなくても良いコミュニケーション」を築けるようになるまで。
【Story #1】結婚前三大事件簿①「独占欲強すぎっしょ」
まだ読んでない方は、コチラからどうぞ!
さて、それでは2つ目の事件に参りましょうか。笑
結婚前三大事件簿②「もう別れたい・・・」
昨日お届けした事件①に続いて勃発したのが、「自分のルールに当てはめて、板挟みに追い込む」という問題。
僕は社会人経験なしで、学生起業しました。
最初から株式会社を設立したものの、事業内容的には個人で動くような形だったので、ワークスタイルもライフスタイルもかなり自由がきくものでした。
そんな中で出会った奥さんは、当時社会人1年目。
それこそある種会社のルールに従わざるを得ないような立ち位置。
定時前の出社もあれば、残業だってある。
1年目がやるものだと色々と仕事外の行事もある。
今でこそこういうことがあるのもわかりますけど、当時は「何で従わないといけないの?全部自分次第でしょ」と理不尽な会社のルールに納得はもちろんのこと、全くもって理解を示そうとすらしませんでした。
(ちなみに、あるのがわかるだけで、今でもそれが当たり前だとは思ってない)
彼女も、「私だってこんなの嫌だ」「紳悟の言い分もわかる」と思いながらも、「でも、そんな簡単じゃない・・・」とどうしようもなくて悩んでいました。
しかも、その働き方が合わなくて、体調も崩してしまい、それでもどうしたら良いかわからなくて、彼女の中でも色んな葛藤がありました。
実際、当時は彼女の話を聞く中で、「さすがにつらそうやな」と歩み寄ることも多々ありました。
でも、聞けば聞くほど、理不尽なことに怒りを抑えきれなくなり、しかも僕自身、自分で自由なスタイルを選択したこともあって、いつの間にか「そこに留まり続け、嫌だと言いながら、自分が望む方へと動き出さない」彼女を責めることも増えました。
結果、僕と会社の間で板挟みに。。。
こういう時って本来、僕が彼女にとっての安息の地であるべきだったのに、むしろ余計に苦しめてしまって、今でもあの頃は本当に申し訳なかったなって思います。
実際後から聞くと、彼女も唯一「別れた方が良いかな」と思った時期だったらしく、自分の器の小ささをほとほと感じました。
(後日談としては、今までだったらその時点で絶対に別れたらしいけど、「この人とはそう簡単に別れたくない。もうちょっと頑張ってみよう」と思えたことが、本当に結婚しようと思えることにつながったようです。踏み止まってもらえて良かったー笑)
話を戻しますが、ここでもまた散々「話し合い」を重ねました。
お互いがお互いの気持ちをわかろうと歩み寄りながら、それでもやっぱり無理なものは無理って離れながら、正直感情が溢れて、怒声が飛び交ったり、涙が止まらなくなったりしたこともありました。
お互いが今まで味わったことのないようなものすごい葛藤をしているのがひしひしと伝わってきました。
「もう全部やめちゃったら楽なのかな」って関係性を投げ出そうとしたこともあったし、「嫌だ。絶対に諦めたくない」って何とかして2人にとってベストな形を探し続けたこともありました。
そんな中で、本格的に彼女が体調を崩しました。
体調を崩した最大の要因は睡眠不足とストレスでしたが、諸々受け止められず、追い込んでしまった僕にも責任はあるなと痛感しました。
そこで初めて僕は、自分のルールにこだわっていることで、大切な人を傷つけていることに気づきました。
「何やってんだよ」って何度も自分で自分を責めたりもしましたが、そんなことをしてても彼女が元気になるわけではない。
だから、何度も何度も「本当に彼女にとって何がベストなのか」を徹底的に考えました。
(もちろん、昨日も言ったように、相手がいる話なので、それが必ずしも正解ではないということは念頭に置いた上で)
そこで出てきたのは、「体調崩してまでやりたいことなの?これからも続けていきたいの?」という問いでした。
しかも、これは幸いなことに、体調を崩したおかげで、彼女はメディカルアロマと出会い、それを仕事にしていきたいと思うようになっていました。
「やりたいことがあるなら、やっちゃえば良いやん」とも伝えました。
結果、彼女も彼女自身の中で勝手に作ったルールに縛られてることに気づいたようで、「そうだよね」と深く一言。
それまではただ単に理不尽なことに対する怒りを乗せて、つまり僕本位な形で、「辞めてほしい」むしろ「辞めさせたい」という関わりを繰り返してきました。
もし、同じ言葉だったとしても、この関わり方のままだったら、彼女には響いてなかったんじゃないかと思います。
彼女の立場や状況、気持ちなどに想いを馳せて、純粋に「本当にあなたが望んでることは何なの?」というスタンスで関わることができたことで、彼女の心が震えたわけです。
そして、それまでぎゅうぎゅうになってた彼女の心が、解放されていったわけです。
本当に良かった。
その後、すんなりと辞めることを決め、彼女は自分が心から望む方へと歩み始めました。
すると、みるみる内に体調も良くなり、アロマの力も借りながら、むしろどんどん元気になっていきました。
今でも「あの頃は本当にキツかったけど、最終的に今につながるターニングポイントとして、あの問いを投げてくれたこと、そもそもあんな風に関わってくれたことは本当に心に残ってるよ」と伝えてくれます。
結局、前回の事件①でも話したのと同じように、
「自分の気持ち」も大切にしながら、好きだからこそ「相手のこと」も想う
という形になれた時に、あらゆることが良い方向に転がっていきますね。
さてさて、今回も何度も出てきた「話し合い」
話し合いをした結果、そりゃ揉めることもあります。
だから、みんな嫌う。
「だったら最初からしない方がマシ」って言う。
でも、それでも話し合いを続けたからこそ、今まで感じたことのないような愛情を感じ、絆が深まる。
自分のことも、相手のことも、諦めずに話し合いをしてみてほしいなと思います。
それにしても、何度も同じことを繰り返しちゃうところが、我ながら人間臭い。笑
何せまだ3つ目の事件も残ってるんだから。笑
次回もお楽しみに!
感想等待ってまーす^^
(追記:続き)【Story #3】結婚前三大事件簿③「自分の正しさを押し付ける男」
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