こんにちは^^
山之内紳悟です。
連日お届けしているコラム
【僕たち夫婦が「もう我慢しなくても良いコミュニケーション」を築けるようになるまで。】
ここまで2つも事件を解決したわけですが、どうですか?
どっちも結構ヘビー級で、前回なんて「もう別れたい・・・」とまで思わせてしまいましたね。
それでも「話し合い」を重ねることで、「2人にとっての心地良い形」を見つけることができ、乗り越えていくことができました。
良かった、良かった^^
読み進める中で、あなたの中ではどんな気持ちや感情が出てきていますか?
事象としては違っていたとしても、似たような経験はあるんじゃないでしょうか。
また、「こんな時はどうしたら良いの?」「話し合いって結局どうやるの?」など疑問も浮かんできているかもしれませんね。
是非シェアしてもらえたらなと思います。
さ、今回はいよいよ結婚前三大事件簿のラスト!
ここから先もお楽しみに^^
と、その前にここまで公開されたのはコチラ↓
【Story #0】僕たち夫婦が「もう我慢しなくても良いコミュニケーション」を築けるようになるまで。
【Story #1】結婚前三大事件簿①「独占欲強すぎっしょ」
【Story #2】結婚前三大事件簿②「もう別れたい・・・」
まだ読んでない方は、コチラからどうぞ!
結婚前三大事件簿③「自分の正しさを押し付ける男」
ここまで話してきた2つの事件を含め、「結婚前三大事件簿」もいよいよこの3つ目で最後。
いきなりですが、僕は、「隠し事が死ぬほど嫌いな人」です。
嘘をつかれることにもものすごい嫌悪感を感じるんですけど、「隠す」=「嘘をつく」って思っちゃうんですよね。
だから、隠し事が本当に嫌いなんですけど、実は付き合い始めた後に発覚したことがありました。
確かに、話題に上がらなければ、わざわざ言うことじゃないので、彼女も別に隠していたわけではなく、結果的に付き合い始めた後にわかったということに関しては仕方ないと思いましたが、僕にとってはどうしても許し難い内容でした。
(頭ではわかってるけど、やっぱりどうしても・・・ってよくありますよね)
僕にとっては、いわゆる“タブーに触れる”ってやつでした。
ここまで読んでもらえていたらもうわかると思いますが、僕、結構自分のルールを持ってて、今思うと本当に「理想像」に縛られて生きていたんですよね。
「これだったらこう」「あれだったらこう」「それだったらこう」みたいな感じで、ルールに従いながら、「キレイな自分」でいようとしていました。
そんな中で、僕のルール的には完全にアウトな出来事。
その時点で既に過去の話だったので、もう終わったことだし、彼女的にも何も気にしてないって感じだったんですけど、どうしても受け入れられなくて。
(頭ではわかってるけど、やっぱりどうしても・・・ってよくありますよね←2回目w)
彼女の当時の状況や気持ちを一切考えることなく、ただ否定してしまいました。
そして、何よりも言ってくれてなかったことにものすごく腹が立ちました(仕方ないんだけどね、でもさぁ、、、)。
最初は頭ごなしに「ありえない」と否定してたんですけど、どこまで否定したところで、もちろん起きたこと自体は変えられません。
出し切ると結構冷静になってくるもので、改めて彼女の当時の状況や気持ちに思いを馳せてみました。
「もしかしたらそうせざるを得なかったんじゃないか」「いや、でも自分が望まないとそんなことにはならない」と悶々と葛藤を繰り返しながら、そもそもの話に気づきます。
「出会う前にどんな人生を送っていようとそれは彼女の自由。そもそもあーだこーだ言える立場じゃない。この人が好きなら、愛してるなら、一緒にいたいと思うなら、過去も今も未来もまるごと受け止めて、生きていくしかないよね」と。
そして、「受け入れることは時間がかかるかもしれないし、結局もしかしたら受け入れられないかもしれないけど、この人そのものを受け止めることはできるよね」と。
実際、僕だって逆に何かしら彼女にとっては受け入れ難い過去があるかもしれないし。
そんな時に、今回の僕のような対応をされたら、本当に傷つきますよね。
素直に謝り、この気持ちを伝えたところ、彼女も安心したようで、事なきを得ました。
その上で、「どうしても隠し事は嫌なんだ」という僕にとっての大切な価値観を伝えました。
まるごと受け止めることと自分の意見を言わないことはイコールじゃありませんからね。
彼女も「それは本当に大切なことなんだね」と受け止めてくれ、実際彼女もそこは同じ感覚を持っていたので、これらの出来事があったからこそ、今へとつながる「お互い何でも言い合える関係」へのスタートを切ることができました。
(めっちゃ良い写真だから使ったけど、あの頃のスマホの画質って今と比べたら本当に酷いw)
とまぁ、無事に結婚前三大事件簿を全て解決しましたとさ、めでたし、めでたし。笑
それにしても、基本的にはどれも同じパターンですね。笑
被ってるタイミングとかもあるので、時系列は混ざってたりするんですけど、どうしても譲れないことに関しては、「自分が正しい」という前提を持って、相手の気持ちを一切推し量ろうとせず、押し通そうとする。
とは言え、葛藤が大きくなってきて、僕だけじゃなく、目の前で傷ついてる彼女の姿を見ている中で、「2人にとって本当に大切なことって何だろう」という姿勢で、徹底的に自分自身とも、相手とも話し合いを重ね、「自分の気持ちも大切にしながら、好きだからこそ相手のことを想う」を2人で追求するようになる。
こうして、一緒に乗り越えてきたからこそ、都度、絆が深まっていったなって今は思います。
『「自分が正しい」という前提を持ってる』って文字だけ見ると結構ヤバいですよね。
でも、ほとんどの人が無意識のうちにこうした前提を持って、しかも人に押し付けて生きています。
特に、関係性が近ければ近いほど。
常にどっちが正しいかのバトルを大なり小なり繰り広げていて、自分の正しさを主張するために、色々な方法で相手が間違っていると主張しているわけです。
思い当たる節があると思いますが、ただの言い争いのケンカなんて正にそんな感じですよね。
他にも、ケンカまで発展しなくても、相手の言動にイラッとすることってありますよね。
それは、お互いに自分の正しさを主張しているからです。
ここまで「話し合い」が大切だよねという話を散々繰り返してきましたが、実は相手との話し合いはもちろんのこと、都度自分自身との話し合いも大切なんです。
「自分が本当に何を望んでいるのか」
「自分にとって本当に大切なことは何なのか」
「自分は正しいと思ってるけど、本当に正しいのか!?」
など、一つひとつ自分自身に問いかける。
その上で忘れちゃいけないのは、「正解はない」ということ。
正しいことは何一つない。
でも、信じるのは自由。
正しさを主張すると、相手ともぶつかる。
自分の信じていることと相手の信じていることを重ねていくと、より良い形を見つけられる。
「もう我慢しなくても良いコミュニケーション」を築いていくためにも、まずは「自分との話し合い」を丁寧に重ねてみてください。
さて、いよいよ次回は結婚前後のお話。
ここまでヘビーなものが続いたので、ちょっと箸休めするような内容になってます。
それでももちろん大切な要素を含んでいるので、明日の記事も楽しみながら、これまでのことも改めて落とし込んでみてください。
では、明日もお楽しみに~^^
(追記:続き)【Story #4】結婚とは、家族になるということ。
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