こんにちは^^
山之内紳悟です。
「本当は・・・」という文言を最近はよく使っているのですが、このフレーズがどのように使われているかによって、意味は全然異なってきます。
「本当はラーメンが食べたい。だけど、お昼もラーメンだったし、カレーにするか」
「カレー食べようかな。いや、でも、本当はラーメンが食べたい」
この2つの文章を見て、違いがわかりますか?
どちらもラーメンを食べたそうですよね。
どちらも「本当は」って言ってますしね。
でも、「本当は」って言うのは簡単なんですよね。
言うだけですから。笑
言葉上の「本当は」と本音から出てくる「本当は」って違います。
表面的なものなのか、それともその裏側に隠された本質的なものなのか。
後者は、シンプルにラーメンを食べたいんでしょう。
思いつきでカレーを出してみたもののしっくりくるのがラーメンだったんです。
これは、後から挙げればもちろん色々と理由が出てくるかもしれませんが、「食べたいから食べたい」というシンプルな本音です。
一方、前者は、まずラーメンは食べたくないはず。笑
「本当は」と言っているけど、実際ラーメンは食べない流れ。
じゃあカレーが食べたいのかってのも案外消去法な感じがしますよね。
「本当の」「本当は」裏側に隠されている。
この場合、「お昼もラーメンだったし」の裏側にあります。
もしかしたら、カロリーを気にしているのかもしれないし、続けて同じものを食べたくないのかもしれない。
仮に、カロリーを気にしていたとしたら、
「本当は太りたくない」
「本当は綺麗でいたい」
という「本当は」が出てきますよね。
で、その先も出てくるかもしれません。
裏側の裏側も案外ありますから。
「本当は素敵なパートナーを見つけたい」
「本当はこのスタイルを自慢したい」
とかとか。
もはや「本当はラーメンが食べたい」なんてまやかしも良いところ。
でも、裏側を見ようとしない限り、そのまやかしに翻弄されてしまうのが人間。
そして、翻弄されてしまうと、どんどん窮屈になっていきます。
「本当は」って思ったから、やろうとしたり、やり始めたりしたのに、詰まってばっかりとか。
そりゃそうですよね、本音を閉じ込めているわけですから。
何が言いたいかというと、「本当の」「本当は」に気づいてほしいってこと。
頭で生み出した考えや感情から出てくる上辺の「本当は」に惑わされず、その裏側に隠された「本当は」に気づく。
要は、「あなたが本当の本当に求めていることは何なの?」ってこと。
あとは、こうして出てきた「本当は・・・」にまっすぐ生きてほしい。
まやかしに惑わされず、本音から出てきたものにまっすぐ生きていると、本当に心地良い。
しっくりくるので、行動もシンプルかつスムーズ。
そして、もちろんその状態で続けていたら、カタチになる。
僕がよくお伝えしている【「そのまんまの自分」をまるごと生きて、表現する】にも通ずる。
思いっ切りまるごと「そのまんまの自分」を生きて、そこから純粋に溢れ出てくるものを表現できることは、本当に気持ち良い。
だから、「本当の本当に求めていることは何か?」を問い続け、観察し続けてほしい。
何かわかんないけどしっくりくるなぁというものが見えてきたら、素直に従ってみてほしい。
本当に心地良い状態になることができ、本音で求めているものが手に入るから。
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