こんにちは^^
山之内紳悟です。
本来、人間も動物。
進化の過程で、脳が発達し、思考が発達し、言語を習得し、知恵を授かった。
それが人間。
でも、本来動物。
先日、『アーロと少年』のDVDを観ました。
アーロは恐竜で、少年は人間。
なんだけど、この少年が正に動物。
言葉が話せなくて、四足歩行で、狼みたいな遠吠えもする。
だけど、本能丸出しで、身体感覚が抜群で、変な固定観念や制限も存在してない。
僕みたいな一般的な人間だったら「絶対に無理でしょ」ってことも平気でやってのける。
どちらかと言うと、まるでアーロが人間で、少年が動物かのような設定。
少年は、制限がないから、身体能力をフルに使えていた。
身のこなしも抜群に良く、アーロよりも断然素早かった。
山の中でもガンガン猛スピードで裸足で走り回るし。
それに、身体感覚が優れていて、五感が開いているから、鼻も利くし、敵の察知能力も高い。
縛りも枠もないから、何でも食べるし。笑
そして、生きる術を知っているかのように、本能的に知恵が働く。
人間もそもそも動物だから、実はこの特性を持っています。
だけど、同じようにしようとすると、おそらく人間ではいられなくなる。
脳は、人間が人間でいられるように、と言うか命が続くように、取捨選択してくれています。
だから、良くも悪くも、制限をかけてくれています。
また、知恵を絞ったり、工夫を凝らしたり、そして学習したりできるのは、脳の発達のおかげ。
でも、その脳の発達の恩恵を受けて、思考優位になっているのも事実。
代わりに、本能的なものや感覚的なもの、要は、「身体的なもの」を置き去りにしている。
ここでは、どっちが良いとか悪いとか言いたいわけじゃない。
人間に生まれた以上、どっちも駆使すれば良いと思うし、バランスが大事。
とは言え、本来、人間も動物。
だから、自分にとっての本当の答えは、実は「身体」が知っている。
頭の中(思考)でどれほど考えても出てくるものじゃない。
だから、僕は、「身体」へのアプローチを推奨し、そういったサービスを提供してるわけで。
身体に意識を向け、
身体の状態や反応を観察し、
身体の声を聴き、
身体と対話してほしい。
そうすれば、「本来の自分」が見えてくるから。
本当は何を望んでいて、何を求めていて、どこに向かおうとしているのかわかるから。
「そのまんまの自分」をまるごと生きて、表現できるようになるから。
こういう時に、すぐやり方を求めちゃうのも、思考優位の悪い癖。笑
だから、今日は、「身体」に意識を向けてってことだけ言っておきますね。
余計な手を加えようとしなくて良いから、ただただ「そのまんまの身体の状態や反応」を観察してみてください。
ゆ〜っくり、の〜んびりとどうぞ^^
「えっ、どうするの!?」って「?」が浮かんできたとしても、やってみる。
動物だったら、やっちゃうから。笑
そしたら、思考を跳び越えて、身体が自然と連れて行ってくれるもの。
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